原因のわからない腰痛
原因のわからない腰痛が、腰痛の80%を占めているという報告があります。 脊椎に起因する腰痛は15%程度です。 原因のわからない腰痛は、すなわち原因のわからないところでおこっている訳であり、わからないとされているところを改善していけばよいのです。 太極拳の内丹術はそのようなわからないところをまず健全にします。 内丹では築基と言い、体の生理から内分泌、肉体と精神のひずみを全て正しく戻すことをいいます。 それらを色々な方法で改善してから、太極拳で本格的に奥義を教えていきます。 これらの内丹を含まない套路や、武術を繰り返していると、そのわからないところはわからないのでより悪化するのは当然です。
《古式の太極拳技法「鬆腰」などの基本技法を満載した書籍》
電子書籍→単行本→ ————————-
套路や武術練習では、必ずこの内丹を調整しながら練習をして、築基が完了したものに、より深い太極拳の動きを教えます。 この時には、原因のわからない腰痛など、又、調子の悪い体や精神などもう有りません。 私のところの太極拳クラスでは、太極拳を深める以前に、この内丹をより専門的に行うクラスを新設しました。 原因のわからない腰痛、原因のわからない不定愁訴、原因のわからない憂鬱などなど。 原因のわからないものはわからないとされているところを徹底的に正常化することが必要です。 内丹はそのわからないところを、遙か昔から経験と実証で、わかるようにしてきたものです。 内丹における精神作用も肉体作用も、現代精神学、現代医学でも科学的に立証されてきています。 原因のわからない。という何かがあれば、騙されたと思って、まず当方の夜間クラスにおいでください。 武当山が源流の太極拳の動きは、内丹技術を欠かしては成り立っていません。 内丹の備わった太極拳をぜひ身につけて、一生涯安心して行える、簡化24式の套路やもっと複雑な套路を生涯の友とすることをお勧めします。
引用元: 原因のわからない腰痛 « 王流楊式太極拳.